読響ビオラ奏者、夢の楽器との運命的出会い 2018-10-02 弊社は、読売交響楽団のビオラ奏者である二宮隆行氏の依頼のもと、ウィリアム・フォースター(通称オールド・フォースター、又はロイヤル・フォースター)の極めて珍しいビオラを欧州にて発見し、同氏に納めることができました。 この美しい楽器は、1780頃に制作され、非常に良好な保存状態が保たれており、明るいと同時に深く鳴る音を生み出します。同氏は、昔、大好きな弦楽トリオ、ラルキ・ブテッリのビオラ奏者、クスマウル氏の弾くオールド・フォースターのビオラの音色に魅了され、それ以来この制作家の楽器をずっと探していたそうです。同氏のためにこの稀有な楽器を見つけ、これを納めたときのその運命的で感動的な出会いに立ち会うことができたことを光栄に感じています。