Andrea Varazzani

Andrea Varazzani（アンドレア・バラッザーニ（伊）、1982－現在）
アンドレアは1982年にナポリで生まれ、1992年にクレモナ近くのセスト・クレモネーゼに移る。
2000年、マッシモ・ネグローニとワンナ・ザンベリの指導のもと、クレモナの「国際ヴァイオリン職人専門学校アントニオ・ストラディバリ」を卒業。
マイスターのダニエレ・トナレッリの下で5年間働き、スタイルとテクニックを向上させた後、2006年にクレモナのセスト・クレモネーゼに自らの工房を開く。
彼の作品はその古典的な技法においてクレモナのヴァイオリン製作学校の影響を受けており、木材の材質とその固有の音に多くの注意を払っている。彼は透明で光沢のあるアルコールとオイルのニスを使用。
2006年、2009年、そして2015年にはトリエンナーレ アントニオ・ストラディバリ国際弦楽器製作コンクールに参加。2008年、彼はピゾーニェで開催されたヴァイオリン製作者のための国内コンクールに参加して、ヴァイオリン部門で銅メダルを獲得。
彼はクレモナの「アントニオ・ストラディバリ」ヴァイオリン製作者コンソーシアムのメンバーであり、「クレモナ・リウテリア」商標の使用許諾を受けている。彼はイタリア弦楽器職人協会（A.L.I.）のメンバーでもある。

Andrea Varrazaniによるこのビオラは、この才能のある若手メーカーのビオラがなぜ人気を集めているのかを良く示している。新しい楽器としては珍しく、陰影のある暖かい音質である。すべての弦のバランスが取れており、使用とともにその暖かい音の核が更に向上することであろう。この作品にはossiaの仕様に基づき特別に選定された木材が使用されており、その裏板は特にユニークで美しい木目を有している。