Louis Morizot (Père)
/ France
Maker
Louis Morizot (Père)
1874 - 1957
Mirecourt, France
Bow Details
France
67.4g
Certificates
Raffin
ルイ・モリゾー(Louis Morizot)は、弓制作家の家系の父親として有名。彼はEugene Cuniot Hury、Charles Nicolas Bazinに弟子入りし、1919年に自身の工房を設立する前はEugene Sartoryのもとで仕事をした。3人の息子は1920年から父の工房で働き、1937年に独立してMorizot Freresとして制作する。ルイ・モリゾーは、1924年、パリの博覧会でグランプリを受賞し、1927年には金メダルを獲得。
ルイ・モリゾーは作品によっては良いものがあると感じる制作家の一人。ルイの仕事はその息子たちよりも優れている。ルイ・モリゾーの良い弓を見つけることができれば、その価格の割に高品質な弓に満足することであろう。今回のこの弓は、彼の上質な弓を多くのビオリストが探し求めていることに納得させてくれる。良い意味でのしっかりとした感触を持ち、スティックを元気で力強く感じさせる適量の柔軟性を維持しながら、はっきりと暖かいサウンドを作り出す。このメーカーの上質な弓を求める演奏家にとって、その値ごろ感も含め、是非推奨したい作品である。