Joseph Arthur Vigneron
c. 1895 /
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Joseph Arthur Vigneron
1851-1905
France / Paris
Bow Details
c. 1895
71.0
Certificates
ジョゼフ・アルテュール・ヴィネロン (1851-1905)はフランスの弓製作家。
養父 シャルル・クロード・ウッソンから ミルクールで弓製作をジョゼフ・アルフレッド・ラミーと共に学ぶ。ヴィネロンは1872年までウッソンと共に働き、その後、ジャン・ジョゼフ・マルタンの工房に移る。1880年からガン&ベルナルデルで働き、1888年にはパリのクレリ通り (同僚のラミーの工房の近所)で自らの工房を開く。
ヴィネロンの弓はしっかりしていて、確固たるスタイルを持っている。非常に良質なペルナンブコ材を選び、力強い行動力で素早く働きました。1日で弓を作ったと言われている。
ヴィネロンはスティックに沿ってかなり均等なキャンバーを付けた。そのカーブの頂点はヴォワランのようにヘッド寄りではなく、スティックの真ん中あたりに置いた。
ヴィネロンの弓のヘッドは ヴォワラン派に似ており、後期 ピエール・シモンの女性的な雰囲気の作品もある。
彼の弓の大半は銀の金具を使用している。息子アンドレ(1881-1924年)は父親のスタイルを引き継いだ。
彼の最高の弓は当時の最高級の弓と肩を並べ、エレガントな職人技が冴える。刻印は a. vigneron à paris。
この銀・黒檀作りのビオラ弓は、この製作家によるとても希少で上質な作品。手によく馴染み、バランス感もよく、演奏し易い。繊細で豊かな音を生み出し、スピッカート奏法もし易い。
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